2015年9月18日金曜日

刀のことわざ


最近はことわざ自体を聞く事も

少なくなった気がします。


私は勉強が苦手だったので

ことわざもあまり知りません(笑)


そんな私でも何度も聞いた事のある

ことわざについて私の言葉で

簡単に書こうと思います。


なので・・・、

分かりにくかったり、

間違っていたらスイマセン


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 「 刀 」 限定です !!


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 反りが合わない 


刀を収める鞘(さや)は刀に合わせて

一つ一つ作られています。

よって、鞘を代用しようとしても

反りなどが合わず収まらない事から


 気質が合わない

 意気投合しない


「あの人とは反りが合わない」など

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 元の鞘(さや)に収まる 


鞘を変えて刀を収めていたが、

しっくりこなく、元々の鞘に

戻したらしっくりきた事から


 いったん離縁したものが

 再び元の関係に戻る


「彼(彼女)と元の鞘に収まる」など

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 切羽(せっぱ)つまる 


刀の鍔(つば)がグラつかない様に

切羽という薄い金具を挟むのですが、

(ネジのボルトで言えば

ワッシャーの様な存在ですかね)


戦いの際、

この切羽が詰まり刀身が抜けず

窮地に立たされた事から


 追い詰められて、

 どうにもならない


「切羽詰まった状況で・・・」など


※由来の部分で切羽が詰まり刀が

 抜けなくなると言う事は物理的に

 無い様に思いますが・・・


訂正

※切羽が鎺( はばき ) と鍔( つば ) に

ピッタリと挟まれて身動きがとれない事から

状況が変わらない的な意味合いかと・・・


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 相槌(あいづち)を打つ 


刀鍛冶が刀を金槌(かなづち)で鍛錬する際、

師匠に弟子が息を合わせて槌を入れる事から


 相手の話などに調子を合わせる


「良い相槌を入れてくれて話やす~い♥」など


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 焼きを入れる 


刀の刃を作る工程で焼きを入れ

堅く鍛える事から


 だらけた精神に対し、

 厳しい制裁を加える


「ヤキ入れんぞ !  コラァ !!」など(笑)

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 焼きがまわる 



刀を作る工程での焼き入れの際、

火を行き渡り過ぎ、切れ味が悪くなります。

そんなミスを焼きがまわると言った事から


 行動や言動が鈍くなってしまう


「ワシもとうとうヤキがまわったな・・・」など


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 付け焼き刃 


間に合わせに焼き刃を付け加えたが

結局は切れ味が悪い事から


 間に合わせで身につける


「付け焼き刃の勉強」など


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 抜き打ち 


刀を抜いた途端に斬りつける事から


 いきなり何かをする


「抜き打ちテストかよぉ・・・」など


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 単刀直入 


単刀で敵陣に斬り込む事から


 前置きなく、本題に入る


「単刀直入に申しますと 」など


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 鎬(しのぎ)を削る 


刀の側面にある鎬が削れる程の激戦から


 激しく力を出し合い争う


「彼らは鎬を削って仕事をしている」など


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 身から出た錆(さび) 


刀の手入れせず、刀身に錆ができ、

その錆が自らの刀身を腐らせてしまう事から


 自分自身の過ちで取り返しがつかない


「それは、身から出た錆でしょ」など


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 伝家の宝刀 


代々受け継がれてきた家宝の名刀を

イザっていう時に使う事から


 とっておきの物や手段


「伝家の宝刀を出しちゃおうかなぁ↗」など


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まだまだ刀に由来することわざは

ありますが割愛させて頂きます



意外と刀に由来している事を

知らずに聞き、使っているものも

ありました。



由来を知ると、ことわざも

面白いものです


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刀の名称は コチラから ↓↓
http://kenkotate.blogspot.jp/2016/04/blog-post.html

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1 件のコメント:

  1. 通りすがりの剣術家2017年3月12日 4:10

    昔ながらの太刀鍔では鍔本体と切羽の間に模様が施された大切羽を押し込んで嵌めます。
    鍔本体には大切羽を嵌めらる様に窪みがありそこに大切羽をパチンというかグググという感じでギュウギュウに押し込んで嵌めます。
    鍔に大切羽を丸ごと象嵌する感じです。
    そうすると確り嵌って動きません(大切羽が動いては不良品です)
    元々は、きっちり嵌って動かなくなるという意味です。
    いつの頃からか、動きようが無いというネガティブな意味に変わったのです。
    太刀でも打刀でも軍刀でも切羽が詰まって刀が抜けなくなる事態は、刀がこの世に誕生して以来、一度も発生していませんので勘違いなさらない様にお願いします。

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